古流柔術の特集 

やわら

柳生心眼流兵術のすすめ

会長 佐藤柔心齋  

 柳生心眼流兵術は佐藤金兵衛翁が最も好んだ武道の一つであり、当道場では、各クラスの必須科目となっています。柳生心眼流の敵を制する掛け声による気迫の激しさ、また、"素振り三年、刃の如し"と言われる肩を中心に遠心力で振り降ろす拳の当身の破壊力は、他の流派の追随を許さない武術といえます。

 また、左右の振りから連続して行われる当身拂いは、敵からの攻撃を封じる威力もあり、これらの博打が、柳生心眼流兵術の特徴なのです。また、この素振りの破壊力は、女性や子供、中高年の人にも実践の護身の術としても修得が充分可能な技といえます。当道場では練習時においても必ず、大きな掛け声をかけて稽古をしますが、これは敵の気概を挫くと同時に自らの気力を充実させ、最大のパワーを発揮するためのものでもあるのです。

  更に稽古を重ねることによって気迫を以って敵を倒す術も身につき、気力にともなって自然と体力もついてくるのです。 佐藤翁が柳生心眼流を当道場の稽古の必須科目にしたことが門人諸氏にも理解できる事でしょう。技は簡単であればある程、習得は難しく厳しいものですが、門人諸氏は、佐藤翁の気迫と技を受け継ぐべく、しっかりと志を新たに更に稽古を継続してほしいと思います。

古流柔術を実用的に体系化した大和道 

会長 佐藤柔心齋

私の父、佐藤金兵衛翁は、柔術入門(ベースボールマガジン社)で、次のように柔術について述べています。「古人は、“離れては拳退(拳法)を用い、近づけば肘膝、当身を用いる。接近しては逆技、逆投げ、締め技を用いよ”と教えている。この柔術の緒技の有機的結合、投げも、逆も当身も締めも、次々と変化してついに生きぬくのが私の武術研究の念願である」と。

  父は、父の祖父佐藤倉治(大和流弓術十一代でいわき藩の元指南役、腰塚小弥吉の門に弟子入りし、十二代を継承)に教えを受けて十三代を継いだ後、緒流派の門に弟子入りし、免許皆伝を得、さらに稽古、研究を続け、大和道を創始したが、そこにはこの思いが込められています。

  父が、古流柔術の素晴らしい技法の数々を共通の原則に従って分類し、短期間に修得しやすく体系化し、実用的に整理統合し、創始したのが大和道です。技法を、捕られた手をはずす手解き、またこれを逆に掴み返して技を施す取返しに始まって、相手の重心を崩す投げ技、関節を痛める逆捕、逆に捻って投げる逆投げ、ツボに当てる当身、首締め、居捕等に分類し、(他に対武器、武器法)それを更に片手、両手、諸手、袖、胸、締め、打ち込み等の順にして技を体得しやすく構築されています。

  また、大和道には独特な攻防の連続技があります。これは攻防の訓練方法として構築された稽古法で、連続した技の流れの中に初伝から奥義をまでが含まれ、変化する状況の中で対応しうる実用的な技の秘伝が隠されています。これは技術の応用、展開が早く身につくようになることを促すためで、父の言う“一技万用”に通じる道でもあります。

  大和道はこのように古流柔術の粋を集約し、体系化した武道であり、攻防の連続技は極めて現代的で実用性のあるものといえます。私どもが父から受け継いだこの大和道をさらに実戦性を磨き発展させてゆきたいと思います。

手解きの解説

 

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合気道の植芝盛平、大東流合気柔術の山本角義他古流柔術の名だたる日本武道界の巨人を尋ね歩き、全伝を受けた故佐藤金兵衛先師が創始した大和道のうち、初伝の逆取り、逆投げを中心にその技法を詳細に解説しています。


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