明治神宮奉納演武

2002年11月3日(日)/日本古武道振興会主催
奉祝 明治天皇御生誕150年大祭

 

 平成14年(2002年)11月3日(日)、明治神宮にて、日本古武道振興会主催の日本古武道大会が開催された。今年は明治天皇生誕150年大祭でもあり、50数流派が参加し、盛大に催された。写真は開会にあたって、武田流法螺貝術が勇壮な響きのもとに鳴り響き、往時の戦(いくさ)の情況、合戦の様子が偲ばれた。

 

 佐藤柔心斎会長と高橋師範による大和道の演武。今年は、浅山一伝流兵法(剣術)の次となり、柔術ではトップを切っての演武となった。写真は大和道の中から投げ、締め、逆、突き等の技から5本を選定し、演武した中の一部である。大和道は故佐藤金兵衛が免許皆伝を得た柔術諸流の中から取捨選択し、体系化しているので、誰でも基本から奥義まで学ぶことができ、護身術としても優れた実用性を備えている。

 

 金井師範と冨田師範による柳生心眼流兵術の演武。柳生心眼流は当道場では必須科目であり、故佐藤金兵衛が最も好んだ柔術である。当道場では、毎年、この時期、明治神宮にて開催される古武道振興会にて奉納演武し、柳生心眼流の保存に努めている。柳生心眼流は古流柔術では珍しい、遠心力を駆使した一撃必殺の振りが特徴であり、気合とともに敵を圧倒する迫力に満ちた独特な武術である。

 

  金井師範と横田師範(手前)、当道場門弟、伊原宣陽と木村壮之介(奥)による柳生心眼流兵術の演武。柳生心眼流兵術の稽古は写真のように2人がペアになり、一方が敵となり、捕まれた場合、突かれた場合、背後に回られ抑えられた場合等を想定し、気合もろとも敵を振りほどき、両腕を激しく回転させ、その遠心力の一振りで敵を一撃するところに大きな特徴がある。

 

 演武を終えての記念撮影